結婚生活30年以上のCさん(男性)は価値観、考え方の違いから長いこと家庭内別居を続けていて、これ以上は精神的にも厳しいので離婚し人生を再出発させたいと考えていました。しかし妻にこのことを相談すると離婚するつもりはないので家庭内別居を続けたいとの返事でした。

今後どのように対処したら離婚できるのか悩み、離婚カウンセリングを受けた結果、いつまでも同居生活を続けていると婚姻関係が破たんしている状況に見られないことを知り、決意を示す意味で別居を決断しました。妻もCさんの決意が固いことを知り、状況は少し変化し、離婚についても考えてくれることとなりました。

■カウンセラーからのアドバイス

別居をスタートさせることで相手にも強い離婚の意思が伝わり、相手も離婚について前向きに考えるようになることも多いです。別居生活が何年も続くと法律的にも婚姻関係が破たんしていると判断することもあり離婚理由にもなります。