離婚に直面したときに起きる問題
養育費・生活費・面会交流・親権
後悔しない選択のために。
夫婦の不和が明らかになってきて関係性の修復が難しくなってくると、心的ストレスにより生活リズムの混乱、仕事への意欲の減退、もしくは過度な没頭、またうつ状態などの精神疾患などたくさんの想定していなかったことが起こり始めます。そして子供へのケア、躾、教育も滞りがちになります。
まずは夫婦関係の修復を試みるべきではありますが、同時に離婚することによるメリットも考える必要があります。メリットが大きいと考えられる場合、離婚について現実的に考えることになります。その時、4つの大きな離婚問題に直面することになるのです。
離婚に際して考えなければならない問題は大きく4つあります。
- 養育費の問題
- 財産分与の問題
- 親権の問題
- 子供との面会交流の問題
仮に主婦であるならば今後の生活費、養育費など経済面での不安は多大なものとなるでしょう。会社員など仕事を持っていれば離婚後も社会的立場は継続されますが、主婦であるならば離婚と同時にその地位もなくなってしまいます。この問題が離婚を引き伸ばしてしまうこともよくある事例です。
家を空けて仕事を主にこなしてきた男性にとっては親権を妻に渡すことによる、子供との面会交流ができるかどうかがとても気になります。子供の成長にとって男親の責任を果たすためにもしっかりとした取り決めが必要です。
これら諸問題を確実に現実的に処理するにはどうしたら良いのでしょうか?
離婚問題の解決方法はこの4つ
現実的な解決方法としては以下の4つが挙げられます 。
- 話し合いによる和解
- 裁判外紛争解決手続(ADR)
- 家庭裁判所による調停
- 家庭裁判所による裁判
まずは夫婦関係の修復を考えるにあたって夫婦による話し合いをすることから始まります。ただ感情がこじれてしまった関係ではなかなか話し合いを持つことすら難しい場合もあります。
そのようなときは家族カウンセリングなどの第三者を介した相談を受けることで和解への方策を探すことが望ましいです。元は愛情からつながっていた夫婦だけに裏切りなどによる不和は修復が難しい場合も多く、離婚による精算が人生の再出発によい結果を生むこともあります。この場合、離婚を前提に解決方法を考えますが、結論から申し上げると離婚調停による解決方法が最も確実な解決方法です。
もちろん状況は個々で異なりますので100パーセントそうであるとは言い切れませんが、私の離婚調停に携わった経験上から申し上げますと調停による解決が最もその後の問題を起こしにくく、しかも決定したことを確実に実行することができます。まずカウンセリングであなたの実態にともなった解決方法を選択するために、徹底的に相談されるのがよいでしょう。
ここでは簡単に4つのおすすめする方法を下に示します。調停を受けることがもっとも確実な解決方法ですが、家庭裁判所をとおさない裁判外紛争解決手続(ADR)が一般的にはハードルが低く安心して受けることができます。
ADRによる調停 > 家裁による調停 > 話し合い >> 裁判
ADRによる離婚調停
離婚するしないに関わらず夫婦の問題はこじれてしまわないうちに解決することが望ましいです。お二人だけでは話し合いにならない、話しづらいこともありますし、感情的に話し合いの場を共有することさえできないこともあります。
そんなときは第三者の立ち会いのもと、少しづつお互いの意見、価値観の距離を探っていくことが望ましいのです。
- 離婚カウンセリング
- ご相談者のみでカウンセリングをしどんな問題を抱えているのか?これからどのようにしたいのか?など現状と希望をお聴きします。夫婦ともに円満、離婚など解決したいという意思があるならばこのままカウンセリング続けるか、ADR調停に進むのかを選択します。
- ADR離婚調停
- 別居や離婚、養育の問題などでお金、面会交流など確実に決めておかねばならない問題を協議します。決定事項は協議書を作成し形に残します。問題の解決方法を書面に残すことで夫婦同意で新しい生活に進めます。
このような流れをふまえることで、問題の糸口がつかめます。まずは離婚カウンセリングを受けてください。絡まってしまった心の問題を洗いざらい外にだすことが第一歩です。当カウンセリングセンターのカウンセラーは心理カウンセリングの訓練を受けておりますので、心の状態を鑑みながら必要な情報をとりだしていきます。そして解決すべき問題を明らかにし、必要であれば夫婦同席で話し合いの場をつくり協議決定をめざします。
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裁判外紛争解決手続(ADR)
ADR離婚調停のメリット 「裁判外紛争解決手続(ADR)」とは民間による調停のことです。裁判をすることなく法的なトラブルを解決する方法のひとつであり、各分野の専門家が「民事上の紛争の解決をしようとする当事者」のために公正 […]
離婚問題の解決法
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