あなたを幸せに導く家族カウンセリング

カウンセラー高橋宏幸の著書です。

目次

はじめに
負(マイナス)の「世代間連鎖(伝達)」を考える

第1章離婚
1・若年層の離婚原因
2・コミュニケーション能力の欠如と離婚の関係

第2章親子
1・子どもの自立と家族の役割
2・兄弟姉妹の不仲と親のしつけの間違いの因果関係「負の遺産」の視点から
3・なぜ「婿養子か?」テーマは「夫を一番大切に、親や子どもは二番目」
【事例】摂食障害(拒食・過食)という目に見えない負(マイナス)の「世代間連鎖」

第3章愛情
1・歴史から見た不登校・ひきこもり
2・ひきこもる理由は、なぜ、どうしてか?
【事例】乳児期・幼児期における愛情不足が引き起こす負(マイナス)の「世代間連鎖」

第4章虐待
1・できちゃった婚と児童虐待「その連鎖を断ち切るための処方箋」
【事例】子連れ再婚後におきた虐待の悲劇

第5章精神疾患
1・清掃(きれいにすること)と、心の病の関係性について
2・女性の自殺企図と男性の自殺の意味は大きく違う
女性は「SOS」・男性は「プライド」
3・発達障害は、ただいま流行(はやり)なのか?発達障害が離婚理由に
4・『家族療法』が家族、夫婦、親子の抱える問題を本当に解決できると確信する理由
【事例】遺伝的要素の強い精神疾患の負(マイナス)の「世代間連鎖」を考える
【事例】うつ病で病んでいる方の職場復帰支援のありかたについて考える

あとがき

はじめに

「離婚」 「夫婦間暴力」 「児童虐待」 「長期ひきこもり」 「依存症」 「摂食障害」 「自殺企図」 「過労死」 「負の世代間連鎖」等々、ひとの心に起因する深刻な問題が、今の日本社会には急速に増加しているように思えます。

これらの問題に対して、適切な対応をせず手をこまねいていては、 日本という国が将来に大きい禍根を残すことは必定です。このような社会的問題において、さらに重要なことは、前述した個々の問題を抱えた本人はもとより家族の苦悩は筆舌に尽くしがたいものがあるということです。

このような問題を放置することなく、問題の本質を解明し、適切な対処方法を考えていくことは喫緊の課題であると考えております。

わたしの専門分野である「家族療法」では、各家庭の抱える様々な問題に対して、親子・夫婦・家族・家系等に個ではなく全体に焦点を当てます。問題によっては、 多世代に焦点を当てることも視野に入れて、その家系そのものが何世代も背負ってきた本当の問題にもアプローチします。

「家族療法」の基本的な考え方をご説明しますと
a.犯人探しはしない b.悪者はつくらない
c.ひとを責めない d.家族メンバーの全員を幸せにする
このような考え方のもと「家族カウンセリング」を進めて参ります。

ぜひ長年の悩み、苦しみに終止符を打ちましょう。
このような問題に関して長年取り組んできた筆者の経験が少しでも役に立つことができればと念じ筆を執った次第です。

髙橋カウンセリングオフィス代表
家族心理士 髙橋宏幸

書籍ご希望の方

こちらの書籍をご希望の方は下記電話、またはフォームから「書籍希望」とお問合せください。

24時間土日祝日も対応します。

  • 仕事、家事で昼間時間がとれなくても受けられます
  • カウンセリングルーム、または仕事場のそばなどで
  • 電話/ショートメッセージでご利用いただけます

※ご相談のお客さまへの対応が遅れてしまいますので、業者の方はフォームからお問い合わせください。