9.不幸の連鎖にならないために、負の世代間連鎖を断つ

子供たちの回復力、成長力にはたくましいものがあります。
親の離婚により、様々な苦労と経験で、鍛えられて自立心の高い大人へと成長をしていく子供たちも大勢います。

親の離婚によって、子どもが多くの喪失体験を繰り返すと、やがて子どもが成長して大人になり、恋愛し結婚するときに、自信が持てなかったり、子どもを生み育てることに、躊躇する人も多いようです。
特に結婚については、愛しながらも、捨てられる恐怖に悩んだり、衝突したときに、うまく処理したお手本を見ていないために、自信を持つことができないと言われています。

しかし、親になってみて初めて、親の苦労を理解し、父や母に感謝し、親を再評価することも多々あります。
家庭内トラブルを、うまく処理できずに、夫婦別れしたとしても、離婚後において、父として、また母として、子供のためには協力を惜しまない姿を、子どもたちに見せていけば、子供たちにとっても、素晴らしいモデルとなり、過失のマイナスイメージを修正することができます。

親には、子、孫へと離婚の世代間連鎖が起こらないように、離婚したあとも、父として、母として、親子関係を大切に育ててゆくことが、重要なカギになると思います。