信じることと見守ること

不登校・引きこもりは、対応を誤り、こじらせてしまわない限りは、時間とともに解決の方向に動き出します。対応を誤らないということは、引きこもっているなかで、一番苦しくて辛い思いをしているのは子ども自身であるということに親が気づいてあげることです。

子どもに対しては、両親と周りの家族メンバーは次のことを注意してほしいいと考えます。

  1. いつでも信じて見守り、子どもの気持ちを温かく受けとめるように努める。(姿勢を子どもの側に向けて傾聴してあげる)
  2. 余計な質問はしないで、親がどれくらい子どものことを想っているのか親の想いを伝えてあげる。(愛情を伝える)
  3. さりげなく放っておいてあげる(放任とは違う)
 

以上のようなことから、子どもが不登校・引きこもりに対して罪悪感や自己嫌悪を乗り越えて、親に愛されていることが実感できると自分は自分でよいという自己肯定につながり、やがて自信をもって他者と係わることができるようになります。内なる自分と外の自分との折り合いをどうつけていくのか。これは、不登校・引きこもりに限らず、誰もが直面する問題です。

外との係わりを閉ざし、自分の内面を見つめているこの時間を充電の期間または踏み出すための準備期間として、自分探しを始めた子どもが自分らしさに自信をもって、再び社会に飛び出してゆくまで、親は長い目で見守ることがいちばんの愛情表現であると考えます。