ひきこもりとその家族の特徴

「引き籠もる」という言葉は「閉じこもる」という言葉と同義語で、「退いて内にこもる」という意味です。

世間の目や人の目、親の目を避けて、逃げ道のないところに自らを追い詰める。そうすれば、人間関係で嫌な思いをしたり、人に傷つけられたり、人を傷つけずに済む。もちろん、いじめに逢うこともありません。

また、周りの評価を気にしたり、無理に人に合わせなくても済むことになって、当然、疲れることもない日常生活が始まります。

世間の目、人の目は、世間体という親の目のことです。子供は親の目を気にしながら生きていくことになります。駄目人間のレッテルを貼られた子供は、その強迫観念から抜け出すことは、とても難しくて自己肯定感はほとんどもてなくなるのが常のようです。

ひきこもり・不登校の性格的特徴について

  1. 人の目を絶えず気にして、人からどのように評価されているのかが、気がかりで気持ちが休まらない。
  2. 幼児期や学童期に、わがままをいう、だだをこねるといった自己主張をしてこなかった。
  3. 親の評価が怖いので、いつも親の立場を考えて生きてきてしまった。
  4. 子供らしさや天真爛漫なところがなく、いたずらも悪ふざけもしていない。
  5. 親の監視のもとで、悪さをするとか仮病を使ってずる休みをするとか、というずるいことはまったくしてこなかった。

ひきこもり・不登校の父親の特徴について

  1. 自分自身も父親との接触が少なく、子供とどのように向きあってよいかがわからない。
  2. 性格は几帳面で真面目でやさしい、仕事人間であり、冗談を言って人を笑わせるとか、家族で一緒に出かけたり、行動することもない。
  3. 順序だてて、理性的にものを言うことが苦手であり、子供をしつけることや教え導くことが出来ない。

ひきこもり・不登校の母親の特徴について

  1. 甘えられずに育ってきたために、遠慮がちで、人にものを頼んだり、甘えたりすることがとても苦手である。
  2. 真面目で几帳面で、とても頑張り屋さんである。
  3. 心配性で、口うるさくて、命令口調で人を動かそうとする。
  4. 自分自身も親に従順な生き方をしてきたので、子供には支配的になりやすい。

夫婦としては、喧嘩もしないが仲がよいというわけでもない、子供のことで真剣に話しあうこともなく、真剣に衝突もしない家庭が多く見られます。